GOROTUKI

珍遊記のGOROTUKIのレビュー・感想・評価

珍遊記(2016年製作の映画)
3.2
自身「珍遊記」は少年ジャンプ歴代
最終回の中でも記憶に残る終わり方をした
漫画でした。
「スラムダンク」のように
人気絶頂からの最終回も衝撃的でしたが
「珍遊記」は話の途中での
突然の最終回でした。何故なのか?
それを僕は大人なってから
知ることになります。
漫☆画太郎先生が連載を始めたのが18歳の時
いきなりの苛酷な週刊連載で
肉体的にも精神的にもつらくなり、
結構な人気作品になってしまい
辞めるに辞めれない状況に、
そこで考えた漫☆画太郎先生は
話の途中だというのに
原稿の最後に勝手に「完」と書いて
仕事場に置いて逃げてしまったのです!^^;
その後いろいろ問題が起きただろうけど
だから「珍遊記」の最終回は焼き付いている

では感想
松山ケンイチさんと倉科カナさんは
こんな映画の為に
頭全剃りのスキンヘッド役作りはしない
役者根性は...まぁ無難でしょうね(*^_^*)
僕もやりません!
こんな糞映画の為に(*^_^*)
ただ松山さんは最近裸になっていないから
出演を決意したそうです!偉い!
気になったのは全編で流れる
下ネタの後の劇場内の空気間
鑑賞者の暗黙の「あなたはこんな御下ネタでお笑いになるのですか?」みたいな
一体感から来る静寂感
劇場内の空調機の音が気になるぐらいの
静謐感
こんな体験は
『さらば愛しの大統領』以来でした^^;

「驚き!」ポイントは
ロケ地は横浜中華街かと思ったら
韓国の龍仁大長今パークで
撮影されていた事
ここは「朱蒙」「イ・サン」などの
人気ドラマが撮影された
有名オープンセットだった事です!
街並みの説得力は確かにありました!
感服しました!凄い!こんな低俗映画に^^

そんなこんなで
雑誌のインタビューで
漫☆画太郎先生は
「まだ観てないし、死んでも観たくない誰が観るか!こんなもん」だそうです
ただこのコメントが
小雪だったら満点大笑いでした(^_^)
「完」
GOROTUKI

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