みゅうちょび

ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~のみゅうちょびのレビュー・感想・評価

3.8
日本映画「タイヨウのうた」のリメイク。
シュワちゃん息子のデビュー作でもある。

気持ちよく泣きました〜!😭

日光を浴びることができない病のケイティ。幼い頃からずっと家の中で生活してる。母を失くして父親との二人暮らし。学校に籍は置いているが自宅学習。幼馴染の親友が1人。そして彼女は、子供の頃から窓の下を通る1人の少年に恋し続けていた。

主人公ケイティは、家から出られないけれど、優しく明るい父親や親友のおかげか利発で明るい女の子。歌手になることを夢見て、夜は駅で自作の歌をギターを弾きながら歌う。
ケイティ役のベラ・ソーンは歌手でもあるので歌はとても上手いし優しい歌声と曲も凄く心に響く。(ビッチイメージのベラがこんな役も熟すなんて…女優だわー。)

高校の卒業証書も無事手にした年頃の彼女にある夜衝撃の出逢いが!

彼女が恋焦がれ続けて来た高校の同級生チャーリーが歌っている彼女の目の前に現れる。

ここから2人のラブストーリーが展開していくのだけれど、全く悲愴感がないのでとても心地よく観れる。チャーリー役をシュワちゃんJr.が演じていて、まだあどけなさの残る彼の表情とか初々しくて可愛い。笑うとパパそっくり💦

不治の病を抱えた主人公の恋物語は定番のテンプレートがあってこの映画もその域を出ていないと思うけれど、ケイティを見守る父親役がコメディアンのボブ・リグルなのもあってか、あの濃ゆい顔で不安を一身に請け負って、観てる側が深刻になり過ぎることなく前向きに見続けられる。

映像がまた美しい〜。

とても切ない話だし、最後もどうだ!とばかりに感動を煽ってはくるけど、とても素直に気持ち良く泣けて良かった。こう言う作品に捻りは要らないし、素直に見れるのが1番大事だと思う。

ケイティが歌う曲がまたとってもいいのよね。

オリジナルよりもドラマチックにできていて、わたしはこちらの方が断然好きだった。

「その時僕が(窓を)見上げていれば…」😭😭😭
みゅうちょび

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