萌えない五味

ダンケルクの萌えない五味のレビュー・感想・評価

ダンケルク(2017年製作の映画)
3.5
英軍による「カレー撤退戦(ダイナモ作戦)」のうちごくごくわずかな時間をこねくり回して描いた作品。実質として同監督作品『TENET』の叩き台である。

第二次大戦におけるイギリス戦史の予備知識がないと楽しめない部分もあるため、先に『ウィンストン・チャーチル(Darkest Hour)』を観ておくとよい。
作品構成がわからない人は、『TENET』を先に観ておけば自ずとコンセプトがわかる。

張り切って撮っているものの、「楽しくない/面白くない」作品に仕上がってるのは否めない。
戦史、またはノーラン節が好きな人ならおすすめできる。