kai

ダンケルクのkaiのネタバレレビュー・内容・結末

ダンケルク(2017年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

Filmarks様の試写会にて鑑賞。(当選ありがとうございました!)

ワーナーの試写室は小さいものの、さすが映画会社の設備で音は悪くなく、最初の銃声ではビクッとするほどの響き具合でした。
全体に台詞がほとんど無く、画面と音楽で魅せていくスタイル。
ハンス・ジマーのスコアが戦場の緊張と恐怖をこれでもか!とかきたてていきます。
通常上映では40%画面がカットされるということですが、それを強く感じたのはスピットファイアとメッサーシュミットの空中戦でした。見ている最中から「ああ、ここはIMAXで見ないと駄目だな」と感じましたので鑑賞は是非IMAXをお薦めします。

出てくる人物は「卑怯でもなんでも生き抜きたい!」という者、自責の念に駆られて救出に向かう者、職業軍人等さまざま。その中でも、私のような戦争を知らない世代の臆病者はやはりトミーに共感してしまいますね。

ところでラスト、ファリアが軟着陸させたスピットファイアが燃えているシーンがありましたが「燃料の尽きた機体がこんな盛大に燃えるか??」と思ったのですが、インターステラーで燃えないはずのトウモロコシ畑を燃やしたノーランなので、今回も「だが私のスピットファイアは燃える」なのかもしれませんね(笑)
kai

kai