1時間
1日
1週間
それぞれの時間を伸縮させて、エンディングに向けてそれぞれの点と点を紡いで線にする技法は見事だなぁ、と思った
それぞれの時間軸に合わせて、音楽の中に時計の針が進む音を混ぜ込むことによってそれぞれの物語の緊張感や臨場感を最大限に引き出す作品作りも見事
だが、それぞれの登場人物に対して細かいディテールが描かれるわけではなく、登場人物に感情を移入して観る映画ではないので、好き嫌いは分かれると思う。
あくまでもそこにいる1人の人間として戦争を体験するような作品。
生き残って終わり、ではなく
生き続けて、それぞれのフィールドで戦い続けなさい
ということなのかなぁ