第二次世界大戦下、フランスダンケルク海岸で行われた連合軍による史上最大の撤退作戦が描かれる。
前宣伝でも見たような気がするけれど、陸で海で空で、それぞれに生死の境目を体験する。リアルに。壮絶に。
頭がおかしくなりそう。
撤退作戦なので生き残ることが戦いなわけで、とにかく逃げる。
主人公は誰なのか、どこに感情移入するのかとかもう考える間もなく。
たぶん、観ている間、主人公は「私」
得体の知れない恐ろしい大きなものから逃げているという意味では「新感染」と同じだが、ゾンビーーと違って人間は心まで撃って来るから恐ろしい。
生死が掛かれば醜い部分もより大きくなるので何度も撃ち抜かれる。
けれども、救いをくれるのもまた人間だからなの。