タマン

ダンケルクのタマンのレビュー・感想・評価

ダンケルク(2017年製作の映画)
4.3
スクリーンの幕が開いた途端に戦場に送り込まれた感じ。はい行ってきなさーいって。
言うなれば体感型の映画である。
若い歩兵とスピットファイアのパイロット。老人の民間人の船長。三人の立場から描かれていく。
キャラ設定も薄いし、砂浜に何十万といる行兵隊もほぼ亡霊のように行列を作ってる。
そのぶん、突然撃たれる砲弾などにびっくりし戦場を客観的に漂う。
ドラマ性を排除することで戦争のリアル感を演出できている。すごい映画。ずっとクライマックスのような緊張感である。
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