小林玉季

ダンケルクの小林玉季のレビュー・感想・評価

ダンケルク(2017年製作の映画)
3.8
美しい。
とっても美しくて、美しすぎやしないかとも思った。
観てるときは。
美しさは悪くもよくも捉えうるなと。
でも、今、またこうして振り返ってみると、ノーラン監督は何をこの壮大な映画に託したのかと思いを馳せる。

あれは、単なる戦争映画じゃなかった。
この世界の望みが託されてた。
だから、望みとして、希望として、あんなにも美しかったんだろう。

構成のレイヤー、接続、音楽、映像、どれをとっても堪能できる、濃厚な映画だった。

ただ良かったとか、ただ面白かったとかじゃなくて。
小林玉季

小林玉季