映画侍

ダンケルクの映画侍のレビュー・感想・評価

ダンケルク(2017年製作の映画)
4.9
近くの劇場にて1000円で観れる期間の最終日とのことで急遽鑑賞。

陸、海、空の3つの視点から時系列を少しずらしつつダンケルクでの絶望的状況における彼らのそれぞれの"戦い"を臨場感、緊張感を共にに感じさせるえげつない効果音と共に描かれている。

最初時系列がずれていることに気づかず、前半困惑した部分が多少見受けられたものの中盤から後半にかけての時系列のまとめ方が秀逸すぎて劇場なのに涙がボロボロ出てきて困った。
戦争映画では毎度戦争の悲惨さ愚かさが伝わってくるが、今回も例外ではない。
劇中何人もの犠牲を払うも無事ダンケルクでの作戦が成功したことに安堵し感動を覚えるも、「我々はたとえどんな犠牲を払おうが決して降伏しない」という最後の言葉にはしょうがないとは言いがたい戦争の愚かさを改めて感じるきつい言葉だった…

今回も特別音響上映で観たが、あれにはもう中毒になります…今作は特に映画館で観れてよかったですな
映画侍

映画侍