ニャンおっ太

ダンケルクのニャンおっ太のレビュー・感想・評価

ダンケルク(2017年製作の映画)
4.0
ノーラン監督得意のレイヤード構造、今回は時/日/週の三つの時間軸です。映画の最初にそれぞれのプロット時単位の文字出ます。時流の違いで描かれる別々の群像が結末近くで集約するときにこの上ない感動が。公のポスター等でメインクレジットされてないけれど、パイロットの役まさかの超大物俳優じゃん! ずっと酸素マスクで顔隠してるけど目で分かるし。状況の説明が丁寧な映画ではないので史実の予備知識が必要かなと思いました。
で、劇場2回目はIMAX鑑賞。通常版は画面上下が30%カットなんで。これ圧倒的な映像と音響で非日常を体感するべき映画ですし。臨場感に身を委ねつつ、多重時間軸と多視点のクロスする一瞬を見落とさないように集中。初見で解らなかったこと、見落としていた部分に気がつけました。改めて凄い作品だと感銘。