なな

映画 聲の形のななのレビュー・感想・評価

映画 聲の形(2016年製作の映画)
4.5
マジ泣き1000%映画だった…「君の名は」の5000倍良い…西宮さんが西宮さんでほんとに良かった…
誰だ、感動ポルノと言ってるのは。

ありがとうとごめんなさいが、沢山出てくる。

幼さのせいでみんなでみんなを傷付け合って、取り返しのつかない苦しさから逃げることも乗り越えることもできず、もうどうしようもない死ぬしかないと思っていた出来事でも、取り返すことができた。という話。
現実だと、あんな奇跡なかなか起きないけど、でも言いたいのは、「多くのことは勘違いが原因で、×をつけずにみんなと向き合えば、ベターな関係が築けるよ」ということなのかなと思いました。「僕は勉強ができない」を思い出した。

「あの時あの人にあんな事して、そのせいで…」っていう苦しさとか後悔が、救われる話。この映画みたいに昔のこともひっくるめてというのは無理でも、今後の身の振り方を教えて貰える。

長塚くんが「橋の上でのことは気にするな!生きてれば何度でもある」と言って、そう言ってくれる友達はほんとに大事にせねばというのと、果たして自分も人にそのくらいの優しさを持ててるかと省みる。

ただし、上野と河合は解せぬ。彼奴らとは友達になれねえ(怒)
あと小学校の担任。担任運がログアウトした人生だったので、いちばんの胸糞ポイントを彼がかっさらっていった。トラウマレベル。

あと、途中から友達になるイケメンをもう少し掘り下げて欲しい。ちょっと斜に構えたやつって印象。
あと声優がすごい
なな

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