トムトム

ウルフ・オブ・ウォー ネイビー・シールズ傭兵部隊vsPLA特殊部隊のトムトムのレビュー・感想・評価

2.5
独断専行の行動は多いが凄腕のウー・ジン演じるスナイパー レン・フェンが人民解放軍の特殊部隊 戦狼に引き抜かれてネイビーシールズ上がりの外人傭兵部隊と戦うという景気のいいストーリー。

とにかく登場人物が隙あらば銃を放り投げて近接戦闘をしようとし特にウー・ジンとスコット・アドキンスは銃が邪魔で邪魔で仕方がないと言うくらい。
率先して銃を投げ捨て特攻していくウー・ジンのスナイパー設定はいらなかったのでは。

凄腕が集まったはずの戦狼部隊がでかい口を叩く登場シーンから訓練、実戦においてヤラレっぱなしで凄腕感が無い。
ワンエピソード部隊として活躍するシーンを入れるべき。

普通なら少数精鋭の主人公チームが多数の敵を倒す展開なのだが今作は多数の味方チームが少数の敵チームを追い込んでいく展開。人民解放軍の人海戦術の恐ろしさだけが印象に残る。

CGのクオリティの低さは擁護できない。

ラストのウー・ジンVSスコット・アドキンスのナイフバトルは素晴らしいしエンドロールのメイキングNGシーンでのウー・ジンの楽しそうな笑顔で全て許せる。
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