市民ルースの土間埋のレビュー・感想・評価

ドラッグで16回逮捕されたホームレスの女(ローラ・ダーン)に5度目の妊娠が発覚し、中絶する/しないで紛糾するだけの話が、国を巻き込んで70年代のスピルバーグみたいな規模で展開するのでビックリする。

この時期の
ノア・バームバック『彼女と僕のいた場所』
ウェス・アンダーソン『アンソニーのハッピーモーテル』
辺りに並ぶ鮮烈なデビュー作という印象でした。

しかし何故に未公開なんだろう。
『市民ルース』の邦題で早稲田松竹で上映中。