2004年だったか、香港駐在時代。
香港貿易発展局に出した予算申請が通り、パリに出向き出展した際に、ウクライナのバイヤーと商談した記憶がある。
数ある東欧の中の一国との印象しかなかったが、その女性バイヤーは全身をGSTARに身を包み、ローカルブランドの出店計画や仕入れ拡大の熱意を語ってくれ、ウクライナの急激な経済発展がつぶさに感じ取れた。
キエフに出張でも出来たら面白いな、と上司に商売の相談をしたところ、
"東欧の銀行の信用状取引なんか紙切れと同じや、前渡金条件受けれんかったら断っとけ"
とけんもほろろ。
今となっては納得できるが、他にもポーランド案件などもあり、若気の至りで暴走してもよかったなと惜しいチャンスだった。
その後、本作で描かれるのは2014年頃。
あの時出会ったバイヤーは好きな仕事を続けられたのだろうか。
そして10年も経ってない今は。
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今日の一曲
The Doors - Light My Fire
https://m.youtube.com/watch?v=tEXlWgMOtqc