現在のウクラライナの人々が、強国相手になぜ、
あれほどまでに戦うのかが、痛いほど分かる映画です。
ドキュメンタリー映画なので、すべて実写映像。
98分ほどの作品ですが、
人々の決死の覚悟に終始、目が潤みっぱなしでした。
2013年からウクライナで起こった、
「ユーロ・マイダン革命」と呼ばれる反政府運動の記録です。
親ロシア派の大統領を辞任させる為に、
学生や一般の人々が熱い決意と共に、警察部隊と生死をかけて戦います。
自国の警察組織と戦って、数千人が負傷し、
120人以上の死者が出る、
という事など、日本では考えられない事です。
国が普遍的にちゃんと存在し、
ほとんどの事が自由になんでも出来る、
という事が、いかに恵まれている環境かという事を、
まざまざと教えてくれます。