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10 クローバーフィールド・レーンのLaのネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

前作は当時流行りのハンディカメラ演出で、モンスターから逃げ惑う民衆目線がなかなか斬新だった。
(お腹に風穴開けて走ってた女の子が今も忘れられない笑)
まあでもあそこから展開しようがないやろって思って2作目には手が伸びずにいたけど、モンスターが出てこないモンスター強襲モノ路線でこう来たか〜とまあまあ楽しめた。

終末論者のサイコおじさんによってシェルターに匿われた女の子が、一貫して自分の目で見たものしか信じない&最後まで諦めないパワフルなキャラクターでめっちゃ良かった。

攻撃されて世界は汚染されたから、ずっとシェルターで生活するべきと主張するおじさんvsそれでもサイコおじさんを信用できないから、ガスマスクを作ってなんとか外に出たい女の子

結局仲間の男の子がおじさんに銃殺されて、計画がバレたから強行突破で脱出に成功。
普通におじさん撃退してて強い。笑
顔面溶かされながら「ずっとここで暮らそう!」とか言ってくるおじさん怖すぎる。
娘と偽ってたメーガンの件と言い、女の子と暮らしたい欲が強すぎるサイコパス。

外の空気が全部汚染されたわけではないと知って一安心してたら、やっとここで元凶のモンスターと遭遇。
このシリーズを今作から見た人は、ここで一気に心が離れそう。
密室スリラーから急にSFになるもん。笑
諦めずにそこにあった道具でモンスター撃退して、ラジオから聞こえるヘルプの声に従って車を走らせるのかっこいい。
軍が制圧したエリアか、支援を求めるヒューストンか、この最後の選択は結構好きだった。

不穏と安心の緩急の付け方が良かった。
大絶賛ってわけじゃないけど中弛みしなくて、最後まで楽しめました。
3作目を見ようかどうか悩む。
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