このレビューはネタバレを含みます
僕はこの映画大好きですね。
サイコスリラーとSFの二軸が交錯する良質な密室サスペンス。様々な要素を回収していく展開も気持ちがいい。
何が、誰が正しいのか分からない状況を自らの意志と勇気、知恵でもって切り開いていく主人公の姿に、混沌とする世界の中で君たちはどう生きるか、そう問われているような気がした。
ラストの決意に満ちた表情の素晴らしさよ!
踏み込むアクセル。伸びる道の先に広がる暗闇と街の光。そして浮かび上がる巨大な影。
最後のシークエンスには思わずニヤリとしてしまう。