ShimaD

10 クローバーフィールド・レーンのShimaDのレビュー・感想・評価

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※注意!これはクローバーフィールド/HAKAISHAのようなディザスター・パニック映画ではありません!

前作がだいすきだっただけに裏切られた気持ちでいっぱい。ただそれも製作費を比較すれば火を見るよりも明らか。
前作→ 2500万ドル(約26億円)
本作→1500万ドル(約15.5億円)
これで前作並みのクオリティ・興奮はムリというもの。しかしそれでもいくらでもやりようはあったろうに…と思わざるを得ない。

クローバーフィールドという名前を冠さず、それこそSFやモンスター要素をまったく隠したマーケティングをしていたら評価もひっくり返ったことだろう。
ジョン・グッドマン演じるハワードの言葉の真偽もわからず、外の状況がつかめないままあのクライマックスを迎えたと想像したら…きっと嬉ションものですよ(>_<)

序盤のサスペンス一点張りの展開は、漂う不穏な空気が不快なレベルに達しており、生つばゴックンしたかもしれない。
…でもなーこっちは外に出るの待ってんだもんなー!
もし前作を知らなければ、ハワードが狂っているか、なにかを隠しているか、それとも本当に他国の襲来か…。想像してドキドキしたかもしれない。
…でもなーこっちは最初から怪獣待ってんだもんなー!

前作未観賞のかたの評価が高いのはそういった理由があるのでしょうね。本作→前作と観たらきっと500万倍楽しめるのではなかろうか。羨ましすぎる(о´∀`о)
シリーズものは仕方ないですが、さいきんは予告編を観ないほうがじぶんは幸せなのでは…と感じてきました。

あ、そういえば最初にHAKAISHA出てたわ! 戸田奈津子っていう!
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