\ 美味しい鶏肉料理の起源を探して /
“左将軍のチキン”アメリカの中華料理屋には必ずある定番メニューなのに中国にはないらしい。その料理の起源を多方面から追ったドキュメンタリー。

美味しい映像を求めて鑑賞‪(　˙-˙ )✧‬
フォーチュンクッキーって中国にはないって知ってた？

映画の中では中国っぽい雰囲気のシーンでよくフォーチュンクッキーが出てくるのに！お爺さんがくれるのに！！←イメージ

今まで知らなかった事がたくさん知れてびっくりラッキーでした。

内容的はアニメーションを使い説明してくれるのでわかりやすく楽しかった。けど欲を言えばもう少し美味しそうな映像が見たかったな…。

ごちそう映画というよりは中華料理を通して中国からアメリカへの移民に関する歴史のお勉強かな。ただし、お腹は空きます。

• #腹ペコ隊
• #ごちそう映画

アメリカ人が大好きな中華料理『左将軍のチキン』
そんなメニューは中国には存在しなかった。
左将軍のチキンのルーツを求めたドキュメンタリー。
そこからアメリカの中華料理の歴史や移民の歴史に広がっていって、個人個人が中華料理に対する愛着を語っていく感じになっていく。
フォーチュンクッキーについても言及されている。
アメリカ人に合わせた中華料理が求められていた。

周恩来とニクソンとの会談がテレビ放送されたことでアメリカ人本格的な中華料理を求めることになる。
その中で広まったのが左将軍のチキン。
だが、本当のルーツはさらに意外なところだった。

歴史が凄い。面白い。
料理１つに気が遠くなるような歴史がある。その名前にもね。
アメリカ人は左将軍が誰かもわからず、それでも中国のローカル英雄の名前がついた料理を愛している。
その事実が１番面白い。
左将軍自身は中国の文化に対して保守的な考えだったところも皮肉だ。
左将軍は誰でも知っているが誰も知らない中国人になった。
最後には何の料理でも『左将軍』をつける混沌とした様子を中国人が見て馬鹿げてる…。
と言って終わった。

中華料理を食べたくなる映画だ。
抜群に中華料理だ。それしかない。
『左将軍』のあるところを探さないと…。
いいドキュメンタリーだった。

1882年、中国人排斥法が制定されたことからわかるように、当時アメリカ人にとって中国人は差別の対象であった。そんな中、中国人がアメリカで生き残っていくには限られた手段しかなかった。その一つがチャイニーズ・レストランの経営である。
朝鮮戦争が勃発し中国がアメリカの敵国になると、中国系アメリカ人や中国料理のイメージも悪くなった。また反対に、アメリカ大統領が中国を訪問し、その際の映像が全米に中継されると中国料理のブームが起こった。このように文化は政治と密接な関係にあることがわかる。
また、ツォ将軍こと左宗棠は中国の文化と伝統を守ろうとしたが、皮肉なことに彼の名前がついた料理は正統派の中国料理とはかけ離れていた。なぜなら中国人がアメリカでチャイニーズ・レストランを流行らせるには、アメリカ人好みの味にする必要があったからだ。このように中国の食文化をアメリカナイズすることで、アメリカ風中国料理という新たな文化のジャンルが創造されたのだ。文化と文化が出会った際、①どちらか一つの文化が生き残る②どちらの文化も消滅する③二つの文化が融合し新たな文化が生まれる、などのケースが考えられるが、アメリカ風中国料理の場合は③に当てはまるだろう。また、この③の別例としては、カリフォルニア発祥の寿司“カリフォルニア・ロール”などが挙げられる。

みたいな⁉️