『はじまりのうた』がダメで、ちょい危惧しながら観に行ったんだが、これは普通に良かった。
なんつうか、この監督特有の「甘さ」みたいなのが、題材にちゃんとマッチしてて、いい感じにファンタジー見せてくれる感じ。
(逆に言うと、『はじまりのうた』ではあの年齢の男女のやりとりにしては、その甘いトーンがなんだかマッチしてなくて、嘘っぽさが気になってしまったのだった)
「ジェット気流」に乗れなかったと嘆く兄貴に泣いた。あれは地味にキツい。
あと、音楽聞きながら鏡の前で涙を流す女の子のショットも、バッチリ決まってたな。ここもウルっときたわ。美しい。
まぁ、あとはとにかく服がオシャレだよね。惚れ惚れ。