このレビューはネタバレを含みます
若いときはイタい
でもイタいことをしがらみも何もなく全力でできてしまうのは若いときが1番だと思う
ラストで弟に歌詞渡して、yes!!って叫びつつも、車の中で遠くを見つめるお兄ちゃんから、そんなことを感じてしまった
どこの家庭も決して幸せではないけど、みんな不幸そうな顔をぶら下げているわけでなくて好きなことにぶつかってって、どこかキラキラしてる
そこが全体の空気を重くしてなくていい
そして曲を作るたびに、服のテイストがちょっとずつ変わっていくバンドメンバーのファッションがかわいい
バンドメンバーが冒頭から楽器上手く弾けてしまうとか、主人公とメガネくんがやたら作曲上手かったりとか、所々上手くいくすぎでは?と思うシーンもあったけど、
観ていて、何かに全力で挑んでみたくなる映画