炒飯

ベイウォッチの炒飯のレビュー・感想・評価

ベイウォッチ(2017年製作の映画)
4.0
ライトなノリで気軽に楽しめる、こういうのでいいんだよのアクションコメディ。
ドウェイン・ジョンソンの肉体美だけで2時間保ちそうでもあるが、内容の半分以上はライフセービングというよりクライムアクション。それはライフセーバーの仕事じゃない、という警察(作中では憎まれ役)の言い分も至極尤もで、深く考えずに楽しむのが正解と思われる。

女性陣が皆美しくも逞しくて魅力的、男性陣についてもトラブルメーカーのブロディもコメディリリーフのロニーも応援したくなるキャラのため気分良く観られて、後味も爽やか。
特に、鼻持ちならないバカとして登場したブロディの成長物語は主軸の一つとも言え、彼が挫折を乗り越えてチームの一員となっていく展開が予定調和ながらアツい。
チームものとしての感触が良いので続編を観たくなる。

ギャグは下ネタ含めしょーもない下品なものが多く、個人的には好みだったので気楽に笑えたが、昨今の諸々の風潮としてはよろしくないと言われそうなものもあり、好き嫌いが分かれるかも。

ライトな内容ながらアクションパートもなかなかのクオリティで、色々な気の抜けるSEを鳴らしながらの子供部屋バトルが特に好き。ついでに一瞬だけ出た赤ちゃんがカワイイ。
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