さす池

ベイウォッチのさす池のレビュー・感想・評価

ベイウォッチ(2017年製作の映画)
3.0
ドゥエイン・ジョンソンがハマリ役どころか、名前が違うだけでドゥエイン本人じゃないのとまで思う、闘うライフセイバー・ミッチ。
映画の最初にビーチを横断?するだけで皆から「ヘイ、ミッチ!」と温かく声を掛けられるシーンから愛されオーラが充満していて良い。
ブロディ役のザック・エフロンも眩いばかりの筋肉体型になっていて、圧巻の役作り。歌うだけのミュージカル俳優を見事に脱した姿がセクシー。

個性の強いキャラクター達が脇を固め、綺麗なビーチで心ウキウキ、陰謀が見え隠れしつつも明るい映画…には見えるのだがミッチが厚い胸板を駆使(?)して体当たりだけで敵をバッタバタ倒すような、ドゥエインだからこそ出来るようなアクションシーンが無いのがとても勿体なく感じた。ピンチをピンチと思わせないような、筋力ですべて解決しちゃう脳筋映画くらいの方が、オーディエンスとしては観る価値がアガるかな。
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