教え子の妊娠をきっかけに、自由気ままな独身生活に終わりを告げたプレイボーイの英国人教授・リチャード。妻となったケイトの仕事の都合に合わせてLAに引っ越し、息子と3人で新生活を始めるが思うようにいかない日々…
今はもう女優業から遠ざかりつつあるジェシカ・アルバ見たさに鑑賞。
リチャードの父から贈られた豪華な邸宅に、自分の浮気が離婚の原因にも関わらず、浮気相手とそのまま住んでいる妻ってすごい。笑 子供がいるから同じ敷地内での生活を…ということらしいが、リチャードとはもう一緒に住めない発言は…マテ、マテ！と突っ込みたくなった。笑
離婚が原因で、英国人のリチャードはアメリカに住み続けるためにグリーンカードの審査を受ける立場になってしまい、さらには飲酒運転で捕まるなど、地に足のつかない人生に。なんだか彼が気の毒になってしまうけれど、落ち込むよりも何かして前に進む、失敗しても前に進む明るさがある映画。それはリチャードのみならず、他のキャラにも通じるところ。
原題の"Some kind of Beautiful"も、人生うまくいかないことが多くて失敗も多いけど、何度もやり直して前に進んで何かを築いていく姿は美しくもあるという意味合いがあるんじゃないかと感じる。
夫婦ともに癖のある恋愛観をもった親のもとに育っていて、そこはなかなかインパクトあったけど、それを受け入れている彼らの柔軟性は、人生にも活きているのかも。笑
“Party’s over” 墓石に刻まれたこの言葉を残したリチャード父も、癖があるけどクールだ。
