人を凶暴化させる原因不明のウイルスが蔓延しほぼ壊滅状態のアメリカを舞台に展開するパニックアクションスリラー。危険地帯で消息不明になった医師達のチームを救助するチームに編入されたヒロインの活躍を描く。
個人的には酷評されているほど悪くはないなという印象。B級映画としてはという注釈付きではありますが…。客観映像と主観映像を交互に使用する意欲作で、私も最初はゲームをしているような感覚で迫力と臨場感があって良いなと思っていたんですが…場面転換が忙しくゴチャゴチャしていて、だんだん偏頭痛持ちの私は主観映像の忙しさに頭が痛くなって来ました(´・ω・`)
ゲームなら全然苦じゃないんですが、実写だとダメなのは何故なのか？ヒロインは医師という設定なのに凄いヘタレでイライラします。過酷な状況で成長する物語かと思い我慢しましたが…若干の成長も遅すぎる。何故にこんなにヘタレなのかは物語で明らかになりますが、その理由を知って私は盛り上がるどころか盛り下がった…綺麗事だけど目的の為に他人を犠牲にしても良いって考えは好きになれません( ；∀；)
世界観の説明は最初に親切に教えてくれますし、頭が痛くなりましたが主観映像は流れるような感じで迫力と臨場感があって面白かったし、凶暴化した人がその段階によって人格があったり喋れたりするのは面白い設定だなと思いました。後半の展開はやっぱりかという感じで好きじゃないけど…それでも母は強しという感じでまあまあ楽しんで見た映画でした。
