Tai

パワーレンジャーのTaiのレビュー・感想・評価

パワーレンジャー(2017年製作の映画)
3.5
アベンジャーズではなく、ジャスティス・リーグでもないけれど、彼らだってスーパーヒーロー‼︎
ティーンエイジャーなりのチームという魅力に惹きつけられました◎

日本の「ウルトラマン」や「仮面ライダー」の特撮ヒーローシリーズにつぐ「スーパー戦隊」
1992年〜1993年に放送されていた「恐竜戦隊ジュウレンジャー」の特撮シーンはそのままに、現地俳優で物語を全く新しいものに撮り直し、アメリカでTV放送されたのが「パワーレンジャー」
日本とは違い、ストーリーが続いているので2年続投の役者さんがいたりもします。
これがかなり大ヒットしたので長いシリーズとなり、後に日本で撮影を終えたスーツなどを輸出して全てを現地で撮影されたりもしています。
途中、10年間程は配給権をあのディズニーが買い取っていたことも!
アメリカでも長く続いた戦隊パワーレンジャーシリーズを原点回帰で映画化したのが本作です。

いや、普通に面白かった!
学校で落ちこぼれとされるクラスメイト達が、あるきっかけで人類の存亡を揺るがす巨悪に立ち向かう!
ひょんなことからスーパーパワーを手に入れ、それを扱いこなす為の訓練とか〝変身〟するまでの段階が丁寧に作られていました。
ただ、その分、少しテンポが悪く感じられるかも…
しかし、物語を盛り上げる為の助走としては十分に、5人それぞれがしっかりとキャラ立っています。
ビリー(ブルー)が本当に良いキャラ!

アベンジャーズのように、元々は1人で戦う強さのあるヒーローではなく、5人で戦う前提のパワーレンジャー。
しかし、統率のとれた組織ではなく、スーツの色と同様に、それぞれ違った個性のある人間同士が協力し合うという、そもそもの原点の魅力を再確認できる作品となっていました◎

このパワーレンジャーの元になっているジュウレンジャーが子供の頃に大好きだった作品なので、戦闘員が石からできるとか、敵が杖をもった魔女とか〝それっぽさ〟も感じることもできて、良かったです。

巨大マシーン総出撃の時にテーマ曲がかかるのは胸熱すぎる‼︎
まだまだ続編を出して欲しいですね。
トニーの勇姿が観たいよ!
Tai

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