めちゃくちゃ好き。
映画的な大きなドラマはないけど、パターソンには毎日何かしら起きる。
アダム・ドライバー演じる、あまり感情を露わにはしないものの、優しく温かみのあるパターソンがすてき。詩的な人だった。
永瀬正敏とのベンチでのやりとりがすごく良かった。めちゃくちゃ日本人的な英語を話す観光客と、それを面白がって真似するパターソンという構図。小馬鹿にしてるとか揶揄してるとか、他の映画で他の俳優ならそう思ったかもしれないけど、これはそんなことなかったな。面白かった(interestingという意味で)。
やっぱりジム・ジャームッシュ作品が好きなのかも。オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴとはかなりテイストは違うけど、ある種の日常感みたいなところとかは共通していると思うし。ジャームッシュの描くカップルは美しくて可愛い。いや、それ以上に、何より音楽とその使い方が大好き。
