シャンタル・アケルマン映画祭2023にて。
ちょっと違うけどチェコとフィンランドに旅行した思い出を反芻しながら、ただただぼんやりと眺めた。
長く感じるだろうなと覚悟して臨んだけど、わりと見飽きなかった。長いけど…。時々カメラ側をじっと見ている人たちもいて、なんか絵画のような美しい構図が印象的だった。
ソ連が崩壊して雪が徐々に溶けるくらいゆるやかに欧米文明が入ってくる時代の流れを感じた。
映像としては『家からの手紙』より見応えがあるかも。映ってる場所の地名は出るといいなと思ったけど。
言葉のないワイズマンのようでもあるし、『エルミタージュ幻想』もちょっと思い出した。
女性バイオリニストの演奏がまた聴きたいし、サラミとパンが食べたくなる🍞