字幕もなく会話らしい会話もなく、ただただ市井を映すだけの2時間弱。どう考えても30分くらいで飽きるだろうと思ったけど、何故か最後まで好んで見られた。一切何も起こらないし、一切何も分からないのに。マジ…
>>続きを読む固定と移動の長回しのみの映像だが、印象に残るのは移動の映像で、この撮る対象の流れてゆく様が、こちらの態度を定義するかのようにジッと対象を眺めることを許さず、車窓から眺める景色と同様に総体を眺めるよう…
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【シャンタル・アケルマン】
2012年発、評論家が選ぶ史上最高の映画トップ50 (「BFI(英国映画協会)」発表)
35位。ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン
【 監…
良い意味で人生には意味がないこと、見えている町並み人自然は、そのままで非常に美しいこと、それが美しいと知ること、世界とか人生に何か期待しないこと、あるがままを見つめること
もしかしたらもうこの映像に…
言葉なき語りが伝える歴史と個の声。
ナレーションや説明を極力排し、カメラが捉えるのは風景や人々の営み。
しかし、その静かな映像の連続が、当時の政治的・社会的な緊張感を強烈に伝える。
アケルマンは言葉…
大勢の人が何処から何処へと移動して、
画面に入っては出ていく
ひたすら長い時間を駅のようなだだっ広い場所で待機している
どんな風にして撮っているのだろう?透明なカメラが映す家の中の生活
サラミを切る…
Collections CINEMATEK - ©Fondation Chantal Akerman