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オルメイヤーの阿房宮のRMのレビュー・感想・評価

オルメイヤーの阿房宮(2011年製作の映画)
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女性は教育が受けられるだけ有難く、結婚すれば安泰だというステレオタイプに身動きが取れなくなっているのは、ニナではなくオルメイヤーだった。人種差別や女性軽視を扱っても、男性性がつまるところ補えない部分を捉えているのが本当に凄い。

やっとニナが自分の思考を言葉にしたのにそれすらも素直に額面通り聞き入れないオルメイヤー、愛想つかされる。
「お父さんの愛は言葉だけ 行動がない」

急にデカい声を出すな、器の小さい人間がすることだぞ。
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