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ハウス・バウンドのharuのレビュー・感想・評価

ハウス・バウンド(2014年製作の映画)
3.0
オバケが深める母娘の絆。

窃盗で逮捕されたカイリーは、母の家で自宅軟禁の刑に。昔から仲が悪かった母と共に暮らすなんてありえない!と、逃走を試みるカイリーだったが、次々と怪奇現象に襲われ、足止めされる。なんとこの家、オバケがいるらしい。

ニュージーランドのホラーコメディ。
深夜に物音、突然開くドア、消える日用品(たまに戻ってくる)、やたら高い電気代(そしてたまにブレーカーが落ちる)。昔からナニカがいる気配がプンプンするこの家は、当然のようにかつて殺人事件が起きたいわくつきの場所。殺された少女が、今も犯人を探して彷徨っている…ということで、そこらの一般人よりは気合いが入っているカイリーが、オカルト好きな保護観察官とさっそく捜査に乗り出します。
カイリーがそこそこ強いので、なんか勝てそうな気がしてきて、ホラー描写はあんまり怖くない。ついでにママも違う意味でだいぶ強めなので、二人がタッグ組むと安心します。ちなみに義父は懐がデカすぎ。
いろいろあったけど、オバケがすれ違う母娘をフォローしたところでちょっと感動しました。
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