ハウス・バウンドのルーク大佐のレビュー・感想・評価

B級ほっこりホラーの佳品。
この監督は客がキャラに親近感を抱かせるような演出がうまいと感じた。
主役女子はゲスなヤンキー女だが、悪党と格闘しているシーンを見ていると手助けしたくなる。推しキャラはでぶっちょオカルト研究家。なんとも憎めない男でこいつだけは死なせないでくれと願っていた。

中盤までとオチでどんでん返しも仕込んでいるし、やるじゃないって感じ。変にカッコつけたり、名作ホラーへのオマージュを仕込みまくってウケ狙いしない点も好印象だ。
終わり方もユーモアのセンスを感じる。