実は見たことなかったヴァンダムのノってた時期の一本
不思議な作品だった
本作は現代西部劇とでも言うべきテイスト
死亡願望のあるヴァンダムが命の恩人に殺してもらおうと原住民のダニートレホを尋ねるが、町の争いに巻き込まれていき…というお話
町の登場人物は結構多いんだけど、物語自体は結構シンプル
それだけに登場人物たちの個性的なキャラクターが立っていて、最後には結構死人は出ているんだけどにこやかに見終わった
色々と良いところはあるんだけど、やっぱり一番はヴァンダムの色気
無精髭を生やし、得意の生尻を見せつけて最後にはソバットとヴァンダムの魅力がギュッと詰まっていた
アクションは現代版西部劇ということもあり銃撃戦が多め
だけどラスボスとの戦いなどちゃんと抑えるべきポイントでは肉弾戦をやってくれるのは凄い嬉しい
あとジョンウーみたいに横っ飛びをしながら銃をヴァンダムが撃つシーンがあるんだけど、飛ぶ方向が明らかに逆なのは流石に笑ってしまった
派手さはないんだけど、渋いヴァンダムの魅力溢れる一本でした
