邹启文

北斎の邹启文のレビュー・感想・評価

北斎(1955年製作の映画)
4.1
音の使い方が素晴らしい
鳥が映る絵に合わせ鳥の声を入れるなんて無礼なことも、畑の絵に合わせ穂が揺れる音を入れるなんて無礼なこともしない。
ただ、雨の音だけ入れる
そこに勅使河原宏の優しさを感じる

さらにパースの見せ方もうまい、北斎の細かい特徴を全て捉えている。もし自分がこの時代の農家で合ったら確実にファンになっていたであろう。そんな物撮り
邹启文

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