北斎の作品情報・感想・評価

北斎1955年製作の映画)

製作国:

3.4

「北斎」に投稿された感想・評価

GATS

GATSの感想・評価

3.5
このくらい近づいてくれたら、その緻密さがよくわかる。

世俗的で、風習、慣習がみられる漫画、印刷して生産させる版画。映画という世界、地球、社会、自分の外を見渡す窓となるメディアが、こうして18世紀の当時のメディアを映す決定的な意味、ロマン。
Leaf

Leafの感想・評価

3.0
砂の女のおまけショートフィルム1
葛飾北斎についてのお勉強。
美術館とか展覧会で繰り返し流れてる映像的な感じ。
絵のチョイスなんかは面白い気がしましたが、時代を感じまして候。
BON

BONの感想・評価

-
北斎の生涯がダイナミックな絵画と共に丸分かり。勅使河原監督の映像使い好きだ。
Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

2.5
「北斎」

本作は勅使河原宏が1953年に監督した短編映画で、当時、キネマ旬報ベストテンキャンペーン記録映画部門の第2に選ばれたそうだ。ところが、もともと美術評論家の瀧口と言う人と武満の企画だったことから2人から抗議を受けていたそうだ。これがきっかけで勅使河原宏作品に武満徹の音楽が使われ始めていたみたいだ。勅使河原宏の短編映画は今回全て初見である。このボックスの中に入っていたディスクで全て鑑賞した。青年ぷろだくしょんと映り、様々な日本の絵がカット割りされてゆく。歌舞伎の絵、歌舞伎音楽、そして文字として物語が解説されていく。そしてナレーションも始まる。中々見ごたえがある独創的に満ちた作品だ。
葛飾北斎の生き方とその作品に焦点をあてた美術映画。北斎の多彩な画力がよく分かる。

元々は詩人、批評家の瀧口修造が脚本を担当。しかし資金難となり製作が中断。プリントが売りに出され、浅野竜麿脚本、勅使河原宏監督作品として完成。
粗い接写のみ/キャプションでないナレーション/あの奥行きとスケール/筋道でなくストーリー/絵の醸し出すサウンド/人魂に 行くきさんじや 夏野原
北斎を題材に扱う大学の講義で退屈なビデオを見せられたのだが、これを流せよと思ったぐらいに教育向けで面白い。また本作の制作には関わっていないものの、勅使河原作品に必要不可欠となる武満徹と勅使河原が出会うきっかけとなったのがこの作品。そのきっかけを話すとやや長くなるのでここでは省くが、その後の彼らの軌跡を思うと非常に感慨深い。
菩薩

菩薩の感想・評価

-
パラパラ北斎漫画。階級闘争、天下の動乱、庶民に寄り添い、遂には人を信じなくなった北斎の目、あと10年生きていたら、北斎はどうなっていただろうか。
アングラな雰囲気漂う北斎紹介フィルム作品。
絵のセレクト、映し方、カメラの視点が面白い。

当時で90歳迄生き(数え年)、90幾ばくかも引越しをし、生涯現役であった北斎の生と絵に対する執着。
壮絶な人生の空気が映像の大波に乗せられて伝わってくる気がした。
大好きなゴッホとシンクロする生き様を感じ、
もっと北斎を突き詰めたく成る。
邹启文

邹启文の感想・評価

4.1
音の使い方が素晴らしい
鳥が映る絵に合わせ鳥の声を入れるなんて無礼なことも、畑の絵に合わせ穂が揺れる音を入れるなんて無礼なこともしない。
ただ、雨の音だけ入れる
そこに勅使河原宏の優しさを感じる

さらにパースの見せ方もうまい、北斎の細かい特徴を全て捉えている。もし自分がこの時代の農家で合ったら確実にファンになっていたであろう。そんな物撮り
>|