北斎の作品情報・感想・評価

北斎1955年製作の映画)

製作国:

3.4

『北斎』に投稿された感想・評価

tosyam
5.0
このレビューはネタバレを含みます

音楽をはじめとしナレーションの声質カミナリなどのサウンドエフェクト。などなど音響面にめをみはる。音響面にめ。って。いささかへんな表現だが。まさにそのとおりで。北斎の画面ととけあうことで。より音楽に内…

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町蔵
3.7
筒井武文さんの解説
最初の作品が完成せず
滝口修造は絵のモンタージュを、批判し不満を持った
勅使河原の監督デビュー作。北斎の絵だけで、北斎の生涯を綴る。

いつの時代も才能同士が刺激し合い、高め合っているんだなと。
人は人で磨かれる、をとても感じた映画です。

誰からも指図されずに自由に生きれなかった時代。
自由に生きれることを夢見た人たち。
そんな中…

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hd
-

絵がクローズアップされて切り抜かれている時、遠景が遠景であると分かる。
その異常さは細密であるというよりも、目を通して見た景色の理にかなった省略と動きをとらえた線の正確さ。
すごい、映画というよりも…

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たま
-
絵画を再構成して作るやつ、比較的親切に北斎の事語ってくれててちゃんと参考になる。
cov
-
北斎の作品を寄ったり引いたりパンしたり。芭蕉の句や音楽を絡めたり。
Yuhi
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北斎の作品のフレームを再構成して違う解釈を与える。西洋の科学主義を経て、最終的にあの波の描写に至ったのは神秘を感じる。

武満徹の音響がキマってる。

広重や春信、北斎作品のモンタージュに時折、狂歌や俳句が挟まる。

大胆なフレームの使い方で絵自体の構図を見せつつ、映画としての構図を意識している。
余白がないように構成しているため、監督個人の各作品…

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