晩年の黒澤作品を苦手とする人間の酷評となるので黒澤シンパや高評価者はどうかご容赦を。
いやまぁ・・・これほど大勢の気持ち悪い作り笑いと追従おべっかを延々見させられるのも一種の拷問。
歌や遊戯場面のしつこさくどさも耐え難いものがあった。
イライラじりじりせず穏やかな気持ちで鑑賞できた人は正直凄いと思う。
歴代ワーストトップ3に確実に入るであろう、ある意味記念碑的作品。
感想は以上
しかし、内田百閒原作でその内田百閒先生を主役としているかのようでいて、もしかしたら黒澤監督自身を主役に投影させていたのかもしれないと見做せば、感慨が生じる余地がないわけではないような気もした。若干だけど