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ラスト・タンゴのspicaのレビュー・感想・評価

ラスト・タンゴ(2015年製作の映画)
4.0
アルゼンチン、タンゴと来たら、見る。
「ラスト・タンゴ」というから、この映画の企画で、最後83歳と80歳のペアで踊ってもらえるかと思ったがダメだった。

二人のインタビューと、再現ダンスシーン、そのダンサーたちとの打ち合わせ、ワークショップ的なシーンに、かつての本物の二人のダンスシーンが挟まれる。
マリア中心のインタビューで、彼女の人生を辿れる。夫婦漫才もそうだけど、別れてから舞台上でもペアを組み続けるのは、精神的に辛いだろうことは想像がつく。ダンスのパートナーと実生活のパートナーと一致しないのは仕方ないかもしれないけど、なんとなく「やっぱり、男って」と思うように作られている。マリア中心に作られてるから。そしてコパスさんには妻があり娘も二人いるから。

タンゴのダンスシーン、音楽が豊富で、美しかった。
タンゴを地で行く?二人の愛と葛藤の物語だった。
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