アナス・トマス・イェンセン監督、脚本。
クセのあるキャラクターと妙に温かいストーリーが楽しい。
監督は脚本などで他の映画でもお見掛けするが、やはりメガホンを取られた時の本来の表現の仕方が私には心地良い。
罪を償い出所した人を受入れる教会の牧師イヴァンは(マッツ・ミケルセン)ネオナチ思想のアダム(ウルリッヒ・トムセン)を受入れる。
教会には手癖の悪いグナー(ニコラス・ブロ)とやんちゃなパキスタン人カリド(アリ・カジム)との共同生活始める。
アダムは当座の目標に教会の庭にあるリンゴ🍎でアップルケーキを作る約束をする。
アップルケーキを完成させるまでに襲いかかる困難を『ヨブ記』ベースに、アダムとイヴァンに試練として課せられる。数々の不幸を悪魔の試練としていたが、疑念がイヴァンの神への信仰心を揺さぶり始める。
アダムもまた試練に追い詰められていく…
イヴァンの半ズボン牧師の佇まいが良い。
この教会で1番まともな人間はアダムだと言うところが面白い。
衝撃のラストは是非ご覧になって欲しい(笑)
ビージーズの「ハウ・ディープ・イズ・ユアラブ」が心温まるなぁ😢