【異色なヨーロッパ映画】
作られたのは10年以上も前ですが、たぶん、主演のマッツ・ミケルセンの知名度が世界的に上がっているので、それで今頃日本で上映されることになったのでしょう。
この映画でのミケルセンは牧師の役。といっても、ちょっと変わった聖職者です。
彼の務める教会では、刑務所を仮釈放になった人物の更生プログラムに協力している。しかし、刑務所から出た人物たちも、ちょっと変わっています。
本作品は、仮釈放されたネオナチのコワモテ男が、牧師及びそうした先輩たちと出会って生き方を見直し更生してゆく・・・話のようではあるのですが、日本人が考えるような「感動作」とは違う作りです。
とにかく、見てもらうしかありません。