💬2019年の地球では、異常気象が勃発していた。地球滅亡を止めるべく、世界18か国が共同で気象をコントロールするシステムを構築し、それを「ダッチボーイ」と名付けた。システムの総責任者であるジェイク・ローソン（演：ジェラルド・バトラー）は、緊急時に上司の承認なしに異常気象を防いだためにアメリカ合衆国上院の査問会に呼び出され、査問会の中で、議長を務めるトーマス・クロス（演：リチャード・シフ）を罵倒してしまう。ジェイクは更迭され、弟のマックス（演：ジム・スタージェス）が後任となる。その後もダッチボーイは問題なく稼働していたが、2022年、アフガニスタンでとある村が村人ごと凍りついてしまうという事態が発生する。ダッチボーイの不具合を調査すべく、開発者であるジェイク・ローソンは呼び戻され、国際気象宇宙ステーション（ICSS）に再び行くことになる。異常気象をテーマにしたパニックものとしてはトップクラスに面白く、インド（ムンバイ）では巨大竜巻、香港では気温上昇、日本（東京）では巨大な雹が降り、ブラジル（リオデジャネイロ）では気温低下により全てが凍りつき、ロシア（モスクワ）では熱レーザーの影響で雪が溶けて火災が発生するなど、異常気象のバリエーションも豊富。画的に面白く、また、ジェラルド・バトラー演じる主人公が解決に向けて奔走する様も緊迫感があって飽きずに楽しめる。兄弟の絆も描かれている。
初鑑賞:2024年3月8日
鑑賞方法:動画配信サービス（Netflix）
2024年63本目。
3月6本目。
🗣ディザスター映画としては、『デイ・アフター・トゥモロー』や『2012』より好きでした。
