くう

ヒトラーへの285枚の葉書のくうのレビュー・感想・評価

ヒトラーへの285枚の葉書(2016年製作の映画)
3.2
間違った事を間違っていると言えない時代にどのくらいの人に思いが届くのか。暴力が何よりも勝る理不尽さを眉間にしわ寄せながら見る。

義がある行動も他人を巻きこめば迷惑行為になるし、最終的には何が正しいのか分からなくなってくる。

警部の心の動きや行動が一番人間的かも。ああいう環境では人はああやってヒヨって行くだろうなぁと納得できた。ある意味、一番の犠牲者。

民衆に起きている事柄が第二次大戦中の日本とよく似ていて、そっくりこのままリメイクできそう。

豊臣秀吉時代の聚楽第落書き事件なども思い出した。独裁政治の世界はどの時代のどんな環境でも生きづらい。なのに繰り返す。繰り返さない代表を間違えず選ばないと、きっとこれからも繰り返す。