まずは軽めに感想を書くと、ハル・ベイリー演じるアリエルはとてもカワイイのでgoodです。
次に減点したポイントを書くと、ミュージカル要素である歌や踊りが物足りないと感じてしまったところです。
単純に尺が少ないのと、ダンスシーンが少ないかなと思います。インド映画に慣れてしまうと特に思う。
原作のアニメやこのリメイク版が挑戦してきた「価値観の改革」。
ジェンダーや家督などへの問題提起、ミュージカルを復活させるなど、リトルマーメイドという映画が残してきた功績は本当にスゴイと思います。
今回の映画も現代的にアップデートしたと一言で語られていますが、グローバルに誰も傷つけないという形を追求した結果だと思います。
観終わった後は「ちょっと刺激が少ないかな」とは思いましたが、製作陣が目指した『全ての人が傷つかない映画』をギリギリまで表現した結果なのだと思います。