え・・・二人ともわがまますぎない?(汗)
アニメだと許せるわがままぶりが、
なぜか実写だと許せないのは私だけでしょうか。
覗き見して手を触れただけで恋に落ちるアリエルと、
二度も海に落ちたのに死なないのでまた旅に出る王子。
(運命の人を探してるのに気になる子がいたらあっさり乗り換えるので、
別の気になる人が出来たらまたあっさり乗り換えそう)
え、冷静とか教訓とか反省とか無い???
アリエルが黒人問題より何より、
2人に全く感情移入が出来ないのがこの作品の弱点でした。
「アンダー・ザ・シー」の場面が、本当にとても良かっただけに、
このキャラクターの粗さが目について残念でした。
好みの問題なのかもしれませんが。
印象的だったのは、アリエルのお姉さんが色々な人種だったこと。
これは面白い解釈だと思いました。
が、最後に間抜けに海に浮かぶ人魚たちが何だか安っぽくて奥行きがない。
そこはアクティブに泳いで登場して、人間も海に飛び込む位して欲しかった。
結局、人魚が人間の世界に寄り添っただけで、二つの人種(?)が歩み寄った感じが全然しなかった。残念。