吹き替え版を鑑賞。
人間の世界に憧れる人魚と冒険家気質な王子のラブロマンス。
オリジナル版(アニメーション)を観たのは遙か前でお話をまったく覚えていなかったため、新鮮な気持ちで観ることができました。
総じて心が洗われる物語でした。
海の世界の映像美とアリエルの可憐かつ気品のある歌声にはすっかり魅了されましたね。
登場する海洋生物達は確かにそこに生きていましたもの。
実写ならではの見せ方やストーリー展開には心が弾みます。
アリエルとエリック王子のラブストーリーを主軸に展開しつつコミカルやシーン、やり取りが混ぜられメリハリがありました。
セバスチャンが出てきたとき
「まんまカニじゃん……」
と驚きましたが、ちょっと毒づいている所含めて愛らしいキャラです。
それにスカットルが賑やかし要員として優秀すぎますわ。
トリトン以外にもちゃんと男の人魚がいる(門番さんとか)
アースラが「王子があの魚顔を好きになるはずがない」とか中々の暴言を吐いている。
など、細かなとこにも着目していましたが、高水準な仕上がりですので大人も子供も楽しめる一作だと思います。
いちゃもんつけるとしたらセバスチャンが
「アンダー・ザ・シー」を「アンタだっしー」って歌ってるように聞こえた部分があったくらいですかね。
