しろまめ

リトル・マーメイドのしろまめのネタバレレビュー・内容・結末

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃよかった…
アリエルのキャストが発表された時、
ティーザーが公開された時、
映画を観た瞬間、
全て 素晴らしかった。

ディズニーが描きたいのは、
身を守られてるような女の子ではなく、
自分のしたい事、叶えたい事を掴みに行く子なんだと思う。

リトルマーメイドはそれが1番色濃く出てる作品でもあるよね。
前回観た、アラジンもジャスミンの描き方が現代的にアップデートされていたけど、
あくまでも主人公はアラジンなわけで。
今、この時代にアリエルが実写化されて、
主人公が白人ではなく、黒人で。
女王が国を治めてて、王子様は身分を気にしなくて。
素直に、意味のある映画だと思った。
ポリコレとかではなく、
リトルマーメイドという作品の素晴らしさをどう実写化で伝えるのか?って考えた時に、このリトルマーメイドは最高だった。

親が決めたルール、それは安全だし、ハズレがないんだよね。でも、それはその子の可能性を狭めてるわけで。
親の所有物ではなく、1人の人間なのである。そこに抗うアリエルは、ロールモデルであり、憧れのキャラクターだったんだなと。
一番好きなプリンセスは?で、
私自身アリエルが一番好きで、周りの人気も高かった。
アリエルが好かれてるのは、キャラクター性もあると思うけど
みんなアリエルの芯の強さに惹かれていたはず。
実写化で不満を言ってる人は一度、
リトルマーメイドがどんな映画で、
どんな気持ちで見ていたか思い出してみて。
しろまめ

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