レオ

ブラック・スワンのレオのレビュー・感想・評価

ブラック・スワン(2010年製作の映画)
3.3
『バレエ』と『狂気』というキーワードでプリマを奪い合うストーリーかと思いましたが、遠からず近からず。
謎が深まる展開で飽きずに観れました。

主人公のプリマは真面目な性格だからこそ完璧を求めすぎて追い詰めて自ら崩壊していくストーリー。
映像はフィルターがかかっているような撮り方で主人公目線で話が進みます。
が、主人公目線の為、目の前の出来事が幻覚なのか現実なのかとても曖昧に描かれます。
個人的には、どこまでが幻覚なのかハッキリして欲しいところがありました。
(友人は本当に陥れようとしてたのか知りたかったので)
でもこの曖昧なラインの演出がこの作品の見所だとは思います。
自分にはあまり合わなかったかも。

ナタリー・ポートマンはとても美しかったし、黒鳥のごとく羽ばたく演出は芸術的で素敵。
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