人々はこういった作品を高く評価するのか?
他レビューを見ていて、不快感と爽快感が入り混じる中、という表現があった。
確かに、そうかもしれないが果たしてどうだろうか。
ナタリーの演技力には目を奪われ魅了させられたが、ホラー要素が苦手な私からしてこの映画の演出は苦手で目を背けなければならないシーンも多々あった。
音楽の使い方が上手いからだろうが、やたらとオーバーな効果音や気を高める音の数々には五感で恐怖を感じさせられた。
また、ホラー要素にもなっている幻覚だが、これがまた何がなんだかわからない不安にさせるのが上手いのなんのって、もう映画ってすごい。
やはり、そういった感覚で掴み取るような言葉で説明がし難いものが、人々に響き評価を得るのだろう。
それにしても、この映画の不思議なところはもう一回観返したいという、好奇心を掻き立てるところだなぁ。
さすがオスカー作品。
こうして、レビューの文章を書く間に評価が変わっていくほど気ままです。