こえーよ!
僕は幽霊とかゾンビとかより生身の人間の方がこえーよ。
普通の生活している人の隠してる「狂気」の方がはるかにこえーよ!
この作品のキャスティング会議で多分「えっ、殺人鬼役にあの『でんでん』?」て議論あっただろうけど、凄いキャスティングだよね。
でんでんが突然優しい熱帯魚屋のおやじから一気に変わるシーン、まさに鳥肌だよ〜
だけど、この映画の狂気はでんでんで終わらない。
「これでもか、これでもか」と連打してくる。
そして、暴力や狂気はぐるぐる回ってくるんだ。
次作「恋の罪」でもそう。観てるこっちが「勘弁してくれ〜もう許してくれ〜」て許しをこいたくなるくらいに。
それは僕には辛い映像体験になった。だから、凄さは認めるけど、もう二度と観ないななな。