このレビューはネタバレを含みます
アジカン聴くための映画だった
絵が綺麗だった
カメラワークも臨場感あって良かった
【以下ネタバレ(?)】
世界中のいろいろな文化が入り混じった宝町に、1人の人間の2面性(3面性)が生きる、混沌の中に咲く愛の話
殺し屋がクロを追って遊園地で打った看板が「子供の城」の「城」の部分で、その後シロを失いかけることがわかってしまったから、そこに関してはわかりやすすぎて少しつまんなかった
カオスな世界、それはつまり秩序立ってない子どもの心の中の象徴。
これは子どもから大人になる間の、大人になると忘れてしまう混沌なのかもしれないな
お絵描きみたいな映画だった
大人にはわからないもの。
アイデンティティの拡散って人生に2回あるのかもなと思った
1つは一般的な方
で、もう1つが、「生き物」が「人間」になる過程というか、本能的なアイデンティティが暴れてる状態から、徐々に人間化していく段階。
で、それがこの映画で描かれてたのかなと思う。