カメラの前と後ろの会話がいろんな意味で結実しているところが、小さなエポックメイキング。
(会話があるドキュメンタリーも多いが、
撮る側と撮られる側の凝視しているであろう時や場所が同じ、アプローチが違う、という意味で結実。2人の想いが異音同義のユーモア入り)
カメラが入るとノンフィクションもフィクション、カメラの前ではドキュメンタリーも意味合いが違ってくるとはよく言われる。
そんな境界線を消すような、
カメラの前と後ろの会話。
半径数メートルの世界でも、
ひとと土と空とその先の繋がりや、向こう側を描ける人もいる、
スペクタクルな世界でも、
ひと1人描けない人もいる。
キラキラ輝く瞳、口紅が真っ赤な、
ポリタンクの上に、
I saw the seed of hope in my heart.
フィクション、ノンフィクションを超越した
バディムービー(と呼ぶのが私にとっては腑におちる)の傑作。